未来の種〈挑戦編〉

未来への種をまくブログ。ひらめきのアイデア、がぜん興味がわいたことなど、記録していき未来の人類へとつなぐ。

ブログ記事を書く、超時短法

ブログ記事を書く作業を時短する方法には、基本的には限界がある。

 

しかし、記事を書くというひとつの作業に複数の意味を持たせ、結果として複数のタスクを行ったと同じアウトプットをもたらすことはたやすい。

 

そんなこれまでの時短やライフハックを軽々と飛び越えてしまう究極の「超時短法」を紹介したい。

 

記事を書く作業として、自動で音声を文字化するツールがある。これを活用するのも当然なのだが、ここでは趣旨が違ってくる。

 

まずは、あえて自分で文字起こしをするのだ。その文字起こしのためのツールは、たくさんある。

 

そして、文字起こしをする対象は自分の音声ではない。

 

自分が「これは役に立つな」と思う、誰かの動画の文字起こしをするのだ。

 

また、文字起こしといっても、頭から最後まで一字一句トレースするわけではない。簡単に、その動画で語られている要点を箇条書きにしていくのだ。

 

その動画は、あまり長くない方がいい。3分でも2時間でも、どちらも一本の動画である。

 

野球でも、内野安打もホームランも、どちらも打率に換算すれば同じヒット一本分の価値としてカウントされる。いま、我々が狙うのはホームランではない。確実なヒットだ。

 

だから、早く記事をつくるために動画の要約記事をつくるのだ。

 

ここで曲げてはいけないのは、自分の興味がない分野の記事は扱わないことである。

 

興味がないのに「儲かりそう」「アクセスが集められそう」というエゴ丸出しの理由では、やがては続かなくなる。そしていろいろな分野に手を出すことになり、ブランディングの軸もぶれていく。

 

一過性の利益を求めても、長続きしないのだ。

 

それよりも、あなたが本当に興味があり、勉強したくなる分野に絞った方がいい。

 

そのメリットを、以下に列記したい。

 

①動画を要約するだけで、あなたの血肉になる。ただ単に読むのとは、身につく深さが違う。

 

②その要約記事が、あなたのブログなどのコンテンツになる。短く、要領よく情報を獲得したいというユーザーはたくさんいる。そういったユーザーの声に応えることになる

 

③そのジャンルに精通していくことにつながり、リーダーになれる。言い方を変えれば、ファンがつき、ブランディングになり、ステージが変わる

 

④リーダーになれば、電子書籍など有料コンテンツの販売にも結び付けられる。

 

⑤アウトプットそのものが、あなたの質を向上させる。なぜならそこは生の現場そのものであり、現場ほど人間を成長させる場所はないからだ。

 

⑥あなたの情報を得た後輩が増え、そこが新たな市場や文化をつくる。後に続く開拓者を育成することにつながる。ミームの継承を行う。

 

ざっと考えただけでもこれらのメリットがある。やることはただひとつ、あなたが好きな動画を要約することだけなのにもかかわらずだ。

 

瞬間的な時間節約術ではないものの、あなたが人生単位で物ごとを見るならば、試していただく価値はあるんじゃないだろうか。

 

あなたの人生に幸あることを。